初めての赤ちゃんが産まれていきなり生活を始めるのは不安ですよね。そんな不安を解消したいと思っているお母さんはいませんか。
また、お父さんも初めてのことで何をしたらいいかわからなくて戸惑っていませんか。この記事では生後一か月の赤ちゃんとの過ごし方について紹介しています。
生後一か月の赤ちゃんの特徴
過ごし方の紹介に入る前に生後一か月の赤ちゃんの特徴について紹介します。初めての出産を終えたお母さん、アタフタしているだけだったお父さんに生後一か月の赤ちゃんの特徴を紹介します。
生後一か月の赤ちゃんの体重や身長の目安
生後一か月の赤ちゃんの体重や身長の目安に関しては厚生労働省が平成22年に乳幼児身体発育調査を行っておりその報告の中でまとめられています。
平成22年乳幼児身体発育調査の概況について |報道発表資料|厚生労働省
その報告によれば、出生時に体重が3,000gだった男の子は1か月後には4,130gとなる統計が得られており、1か月で約1000gほと体重が増加する調査結果となっています。また、身長は出生時が49.0㎝であれば53.5㎝であり1か月で約4㎝程成長する統計結果が出ています。
女の子の場合でも、体重は2940gが3890g、身長が48.5㎝から52.7㎝と成長する統計結果が出ており、男女ともに大きく変わらない結果となっております。
生後一か月の赤ちゃんの授乳量・間隔の目安
生後1か月間の授乳間隔は2~4時間おきです。また、一日6~12回程度の授乳になります。
生後7日目の娘は、
1回目 | 1:50 |
2回目 | 5:55 |
3回目 | 10:05 |
4回目 | 14:45 |
5回目 | 19:30 |
6回目 | 23:10 |
と1日6回でした。飲む量は大体40g~50gでした。(授乳後に体重が40~50g増えたという計算です。)退院後は時間で計測して記録をつけるようにしています。
生後1ヶ月の赤ちゃんは胃が小さく少量しか飲めませんので一日の授乳回数は多くなります。また、上の表の授乳時間に注目してもらうとわかるように2~4時間おきに授乳となっています。お母さんは夜寝る時間も十分に取れない場合があります。
そのため、お父さんがやれること
また、母乳は赤ちゃんがおっぱいを吸うことによって刺激され出やすくなります。欲しがったらあげていいので一日の授乳回数が多くなっても問題ありません。生後2か月を過ぎるころには赤ちゃんはおっぱいを吸うことに慣れてきます。また、お母さんも授乳に慣れてきます。だんだんと授乳回数が落ち着くようになります。
粉ミルクをあげている場合には、メーカーが記載している量・時間を守るようにしてください。
生後一か月の赤ちゃんの睡眠量の目安
生後1か月の赤ちゃんは一日の大半を寝て過ごします。おっぱいを飲むために起きると言っても良いでしょう。一日15時間~20時間ぐらいは寝ているイメージです。2時間から4時間ごとに起きて授乳やおむつ替えが済むとまたスヤスヤと寝てしまいます。
もし、寝つきが悪いようであれば部屋の温度を気にしてあげてください。赤ちゃんは体温調節がまだうまくできませんので部屋の温度を調節することで対応してあげてください。
生後一か月の赤ちゃんの排泄の特徴
生後1か月の赤ちゃんの排泄は、黄色から緑色のうんちが出ます。少量で柔らかくゆるゆるしています。また、においもほとんどありません。黄色いうんちに白い粒が混ざっていることがあります。
これは母乳や粉ミルクに含まれるカルシウムが固まったもので黄色いうんちに混ざっている分には問題ありません。
排泄で注意をしておいてほしい点は、
- 白色のうんち
- 赤や黒色のうんち
- 水のような便で赤ちゃんがぐったりしている
①は胆のうの病気が原因であったり、ロタウイルスに感染している場合に出ることがあります。
②に関しては腸管の出血で血が混ざることによって赤色や黒色の便になります。うんちが固くて一時的に腸管が傷ついた分にはすぐに治ります。
③脱水症状を起こしている場合があります。
①、②、③の排泄が見られた場合には小児科を受診しましょう。
ウイルス感染が考えられる場合には事前に小児科に連絡してから受診するようにしましょう。
生後一か月の赤ちゃんの感情表現
生後一か月の赤ちゃんも感情表現があります。機嫌がいい時には笑ってみせたり、あ~とかう~とか言うこともあります。また、泣き方一つをとっても赤ちゃんが要求していることによって泣き方が変わります。良く耳をすまして聞いてみてください。
生後一か月の赤ちゃんとの過ごし方
一日のほとんどを寝て過ごしますので寝やすい環境を整えてあげることが大切です。まず体温調節機能がまだ発達していませんので室温を気にしてあげることが必要です。
普通の人は赤ちゃんが寝ているから静かにしなければならないと思っていると思いますが、そこまで気にする必要はありません。なぜならお母さんのおなかの中は心臓の音、肺の音、腸の運動など非常に音がする環境です。音がする環境で約10ヶ月生活してきています。よほどの大きな音でない限りは起きたりしません。
音を気にするよりも室温を気にしてあげてください。
生後一か月の赤ちゃんとの生活での悩み・不安
お母さんも初めての子育てで睡眠時間も取れない中いろいろと悩みや不安を抱えながら子育てに向かい合っていると思います。悩みの一例を紹介します。
母乳不足
母乳がしっかりと出ているか不安になると思います。母乳は最初のうちは出にくかったりします。赤ちゃんがおっぱいを吸うことによって刺激され乳腺が発達して出るようになってきます。母乳不足の赤ちゃんからのサイン
また、母乳が出やすい食生活を心がけましょう。タンパク質、ミネラルなど栄養バランスのとれた食事が必要です。卒乳までは母乳が赤ちゃんの栄養源となります。豆腐や納豆、味噌などの大豆製品、ホウレン草などの緑黄色野菜、プルーンなどの鉄分の多い果物などを積極的に取りましょう。また、脂っこい食事は乳腺が詰まったり、母乳がまずくなる(赤ちゃんが飲まなくなる)こともありますので控えめにしましょう。
我が家では食生活に気を付けるとともに
tantan-office.hatenablog.com
に書いてあるシェイクを飲むことによって食生活だけでは摂取するのが難しい、たんぱく質やミネラル、鉄分などを効果的に摂っています。
便秘
便秘はじつは見分けが難しい症状です。生後一か月の赤ちゃんは排泄の頻度が一定ではなく、一日に10回排泄する赤ちゃんもいれば、1日に1回しか排泄しない赤ちゃんもいます。そのため便秘を回数だけでは判断することができません。湿疹
赤ちゃんは汗をかいたり、よだれ、吐き戻しなど肌が汚れてしまうことがあります。そのため湿疹などが出やすいです。湿疹にも種類があり
生後一か月の赤ちゃんとの過ごし方まとめ
赤ちゃんが家に来て最初の一ヶ月はハラハラドキドキの1か月になっていると思います。多くの不安や悩みを抱えながら手探りで育児を始めているとお母さんがブログを読んで少しでも不安が解消されたら良いです。我が家では長女が生まれて9日しかたっていません(2020年3月18日時点)。
嫁さんは里帰り子育て(車で30分の距離)をしており、義実家では4人目の赤ちゃんになります。コトメ夫婦もそばに住んでおり手練れがいますので心配はしていませんが、嫁さんが少しでも休めるように休日などは手伝いに行っています。少し長くなりましたが最後まで読んでいただいてありがとうございます。
こちらの記事では生後1月から遊べるおもちゃのレンタルサービスを紹介しています。おもちゃをどうしようか悩んでいるのであれば読んでみてください。
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